除厄祝の儀式
一般的に、厄年とされる歳廻りの時に厄落としの意を込めて行われます。
厄年には前厄、本厄、後厄があり、主に本厄の歳に除厄の儀式を行います。
男子は25歳、42歳、女子は19歳、33歳が厄年に当たり、一般的には厄年に当たる節分に神社・仏閣にて厄除けのお祓いを受けます。
その後に、家族、近親者一同にて会食をするのが古来の習わしで、地域によっては、厄年に大判振る舞いをして、厄を落とすのが善しとされた風習も現代に残っております。
儀式の流れ
- 1 参会者が着席します
- 2 除厄をされた方の前に 法楽焼 が用意されます
- 3 参会者の中で、一番の年長者より木槌が渡されます
- 4 イヤサーの掛け声と共に、木槌を振りかざします
- 5 ヨッシャーの掛け声と共に木槌にて法楽焼を打ち砕きます
- 【参列者は一同で柏手(かしわで)を打ちます】
- 6 一同“おめでとうございます”の声掛けと共に拍手をします
- 7 除厄者は法楽焼のかけらを紙袋に入れ、
- 参会者ひとりひとりに手渡して、御礼を述べます